「プライマリーフード」と「セカンダリーフード」って何?

IIN

 

どうも皆さんこんにちは!

最近図書館で健康医学系の本を大量に借りることにハマっている銭君達です( ^ω^ )

 

いよいよIINの授業が始まったのでそこで得た学びをこの記事に書き留めておきたいと思います。

IINの授業は全部でModule(モジュール)が40個あり、自分の場合は「Accelerated Class」と呼ばれる進度が早いコースを選択したので、1週間で2つのモジュールを学ぶことができます。

それでは見ていきましょう!

 

IINのコアコンセプト

今回のモジュールで特に興味深かったものが、IINが大切にしている以下の3つのコアコンセプトです👇

 

  1. 生物学的個性(Bio-Individuality)
  2. プライマリーフード(Primary Food)
  3. セカンダリーフード(Secondary Food)

 

せん
それぞれ詳しく解説していくぞ!

 

生物学的個性(Bio-Individuality)

まず1つ目のコアコンセプトは「生物学的個性(Bio-Individuality)」です。

まぁ要するに「個性:人それぞれの違い」を大切にしようよ!ってことだと思います。

 

そしてこの考え方には私も非常に賛成です。

というのも、現代の医療や本屋で売られている健康本ってこの「1人1人の個性」をあまり考慮していないと思うからです。

 

  • こんな症状がある人はみんなこの薬を処方しよう
  • 1日1食が最も健康的!みんなで実践しよう!
  • 睡眠時間は7~8時間が最も長生き!だからみんな睡眠をよく取ろう

 

といった健康法を皆さんもよく聞くと思いますが、みんな1人1人違う個性を持っているのでそれでうまくいく人もいれば効果が出ない人もいます。

 

ガソリンスタンドに行くと燃料は「レギュラー」「ハイオク」「軽油」の3つがあります。

レギュラー車にハイオクを入れるならまだしも、軽油を入れる人はいませんよね。

車にもそれぞれ個性・特徴があり、それに応じて給油される燃料も異なります。

 

人間の場合も全く同様です。

むしろ、人間ほど複雑かつ個性的な生命はなかなかないと思うのですが、現在の我々は健康に関してつい一緒くたに考えがちです。

 

ここでおまけとして、この「生物学的個性」の大切さを一言で表す有名なことわざを紹介します👇

 

One man’s meat is another man’s poison.

ある人の食べ物はほかの人の毒になる

Thomas Whythorne(イギリスの作曲家)

 

せん
個性バンザイ\(^ω^)/!

 

プライマリーフード(Primary Food)

2つ目のコアコンセプトは「プライマリーフード(Primary Food)」です。

直訳すると「第一の食べ物」ですね。

 

それでは「プライマリーフード」の考え方とはどういうものかと言うと、「食事以外で私たちの人生に活力を与えてくれるものの総称」です。

そうです、「フード」と言いながら実際の「食べ物」ではありません。

 

というのも、食事はもちろん生きる上で必要不可欠なものですが、私たち人間は健康かつ幸福に生きるために他にも様々な活動を行います。

例えば、IINでも特に重視していた「プライマリーフード」は以下の4つです👇

 

  1. 仕事(Career)
  2. 人間関係(Relationships)
  3. 身体活動(Physical Activity)
  4. 精神性(Spirituality)

 

確かに、食事には気を遣ってるけど、

仕事が全然上手くいってなくて人間関係も最悪、常に座りっぱなしでうつ状態

なんて人は健康的とは到底思えませんよね(笑)

 

low-angle photography of man in the middle of buidligns

 

セカンダリーフード(Secondary Food)

3つ目のコアコンセプトは「セカンダリーフード(Secondary Food)」です。

そしてこの「セカンダリーフード」こそが、私たちが普段食べる「食事」のことを指します。

 

セカンダリーと言っても普段の食事は私たちの健康を維持する上で大変重要な要素です。

食生活をおろそかにすれば先に挙げた4つのプライマリーフード(「仕事」「人間関係」「身体活動」「精神性」)にも当然悪影響を及ぼします。

 

また、ここで大切となってくるのが1つ目のコアコンセプトとして挙げた、「Bio-Individuality(生物学的個性)」です。

我々の体は本当に面白いほど千差万別で、食事に関して今パッと思いつく生物学的個性を書き出してみても以下のようにたくさんあります👇

 

  • 同じ食べ物でも人によって血糖値の上がり方が違う
  • カフェインで夜眠れない人もいれば、さほど影響がない人もいる
  • 牛乳を飲むとお腹を壊すラクトース不耐症の人もいれば、そうでない人もいる
  • 腸内細菌や遺伝子の違いによって全く同じ食事でも体重が増える人と増えない人がいる
  • タンパク質受容体の違いにより筋肉の発達・付き方に違いが生じる

 

こうした違いを1人1人において明らかにすることが出来れば、みんながみんなもっと健康的になれると思いませんか?

それでは今日はこの辺で!

 

せん
現場からは以上です(`・∀・´)