20代前半だけど大腸検査受けてきたから感想をシェアします

健康全般

 

タイトルの通りです。

本日大腸検査を受けてきたので、検査を受けた経緯や検査の詳細、感想を綴っていきます。

この記事を書いている時点で23歳です。

この年齢で大腸検査を受ける人はなかなか珍しいかと思うので、「まだ受けたことなくて興味ある」なんて方がいれば参考になれば嬉しいです。

 

大腸検査を受けると決めた経緯

まずなぜこの年齢で受けようと思ったのかですが、

物心ついた時から今までずっと下痢便秘に悩まされてきたからです。

体質なのか食生活のせいなのか分からないですが、消化吸収が悪く、今まで幾度となくお腹の不調に悩まされ続けました。

便が3,4日出ないのは当たり前で、出たとしても小さな塊や液状の便が少し出る程度でスッキリする感覚が全然ありません。

そして1,2ヶ月に1回猛烈にお腹が痛くなる瞬間が訪れ、そこからは地獄の始まりです。

 

お腹に強烈な痛みが走っていて便意もある

でもイキんでも全然出ない

痛すぎて叫んでしまう

冷や汗が止まらず着ていたTシャツがビショビショになる

1,2時間くらいかけて便が下痢となって放出される

 

といった感じでまさに生死の境をさまよいます。

全てを出し切った後の便器はドス黒く染まり、まるで小さなブラックホールのようです。

また、ひどいときは便が全く出ず、トイレの中でさっき食べた夕食を床全体にぶち撒けたこともあります。(めちゃめちゃ汚くてすいません笑)

 

そういうわけで、

せん
もうこんな思いは2度と味わいたくない!

と思って何か腸に悪いところでもあるんじゃないかと気になって検査することを決意した次第です。

 

検査の前日の過ごし方

大腸検査は検査の前日から始まります。

大腸検査では肛門から内視鏡を挿入して先端に取り付けたカメラで腸の中を見ていくので、検査当日はなるべく腸の中をキレイにして見やすい状態にしておく必要があります。

下記の画像にもある通り、検査の前日はなるべく消化吸収されやすい食事に制限されます。

 

 

病院で大腸検査前日用のお食事セットももらえるのですが、自分は買いませんでした。

検査前日に食べたものがこちらです↓

 

朝食:お粥と焼き鮭(皮なし)

 

昼食:温かい蕎麦とバナナ

 

夕食:シャケ入りお粥と梅干し

 

質素過ぎて涙が出そうです。

 

検査当日

検査当日、検査時間である午前10時の4時間前の6時に起床します。

そして、腸管洗浄剤(いわゆる下剤)を飲み始めます。

 

外装はこんな感じ

 

袋を開けたら白い粉薬が入った液体入れがあるので、ここに約2Lお水を注いでいきます。

白い粉が見えなくなるまでよくかき混ぜたら準備完了です。

 

この下剤の飲み方ですが、以下の通りです。

  1. 下剤をコップ2杯分飲む(1杯10分〜15分くらいのペースでちびちび飲む)
  2. 下剤を2杯飲み終わったらお水を1杯飲む(この水は一気に飲んでもいい)
  3. ①に戻って繰り返し

 

 

便意を感じたらすぐトイレに行って、便がほとんど透明の液体になるまでこれを繰り返します。

気になる味ですが飲んだ瞬間は甘さがあり、後味は苦味と酸味がミックスされたような感じで何とも言えない味でした。(香りはハチミツみたいで甘い香りでした)

 

2杯目までは読書しながら順調に飲んでいたのですが、3杯目から雲行きが怪しくなってきました。

2杯目までは「意外と甘くてイケるじゃん!」と感じていたものの、3杯目の時点では「まずい…。お腹パンパン…。吐き気する…。」という感じで超ブルーでした(腸だけにねっ!)

 

吐き気と寒気を催しながらも何とか4杯目に着手します。

せん
うぅっ…、もう無理………!

 

4杯目の8割を飲んだ時点で吐き気と寒気がピークに達し病院に電話しました。

病院の看護師さんからは、下剤の服用を中止して、下剤とペットボトルの水を持ってゆっくり病院まで来てくださいと言われました。

なんと4杯も下剤を飲んだのにもかかわらず便がほとんど出ませんでした(どんだけ便秘やねん)

 

病院到着〜検査実施準備

お腹をさすりながら何とか病院に到着します。

しばらくすると奥の一室に連れて行かれ、持ってきた水を飲んだり、体を動かすなどして便の排出を促すよう指示されました。

30分〜1時間かけて、「水を飲んだり体を動かしてはトイレに行く」を2,3回繰り返しました。

ただ、やはり便はほとんど出ず、出るのはほんの少しの液体とカスだけです。

しばらくすると、看護師さんに話しかけられました。

 

看護師さん
せんさん、なかなか出ないようなので浣腸しましょうか。
せん
か…浣腸?

 

全然便が出ないので浣腸することになりました。

 

せん
カンチョーなんて小学生の頃友達にされた時以来だぜ…

 

上に検査服を羽織り、下はお尻あたりに穴が開いた紙パンツを履きます。

 

準備が出来たらベットに横たわり肛門から冷たい何かを注入されます。

注入が開始されてからしばらくすると急に便意を催しました。

 

せん
で…出る…!

 

急いでトイレに駆け込み、思いっきりぶち撒けます。

しかし、出し終わった便を見ると、濁った液体のみで固形物を確認できません。

結局、便を全て出し切らないまま大腸検査を実施することになりました(どんだけ便秘やねんPart2)

 

検査開始

いよいよ検査が始まりました。

肛門から内視鏡がズブズブ入っていき、腸の中を見ていきます。

母親からは大腸検査は痛くないと聞いていたのですが、自分の場合は元々お腹が痛かったので、その痛みが内視鏡が入ったことにより刺激され、けっこう辛かったです。

 

お医者さん
やっぱりけっこう便が残ってますねー
せん
ご、ごめんなさい…
お医者さん
えーと、ここに大きめのポリープがありますね。
せん
え! マ、マジですか!?
お医者さん
あ、ごめんなさい。小腸でした。
せん
(え、えぇ……汗)

 

お医者さんの盛大な勘違いに一喜一憂しながらも無事検査を終えることができました。

浣腸なんてする機会なかなかないだろうしいい経験でした。

また、便が残っていてよく見えない部分があったので100%大丈夫とは言えませんが、目立った異常や炎症は特に見られないとのことでした。

そこはまぁ一安心ですが逆に言ったらこの便秘は生活習慣を変えることでしか解決できないということになります。

お医者さんには腹筋鍛えるといいかもと言われたので筋トレメニューに追加することにします。

そして栄養学に関する知識を学びながら食事も色々試してみて、自分に合った最適な便秘解消法を探していきたいと思います。

 

というわけで大腸検査の感想でした!

まだ大腸検査を受けたことない方にとって少しでも参考になれば幸いです!

それではまた♪